マッキンゼーはAIに“恐怖”していない

マッキンゼーはAIをどう見ているのか?
「マッキンゼーがAIに恐怖している」という刺激的な記事が話題になりました。しかし実際は、同社のシニアパートナーであるケイト・スマジェ氏は「AIは存亡に関わるものだ」としながらも、「それは良い意味でだ」と前向きに捉えているのです。つまり、AIは脅威ではなく進化の起爆剤。
山口周さんが指摘するように、知的生産の中でAIが代替しやすいのは「情報収集」と「分析」。逆に人間が価値を出すべきは「問いを立て、仮説を構築すること」。調査や整理がAIで一気に効率化された今、むしろ人の役割は拡張されているといえます。
実際に自分でも、GPT-5に世界のアプリトレンドを調査させ、Gammaでスライド化してみました。1時間もかからず、従来なら数日かかる作業が完成。この「調査→整理」のプロセスはもはや違う世界になったと実感しました。
記事概要
- マッキンゼーはAIを恐れていない、むしろ前進の契機と捉えている
- 情報収集や一次分析はAIに代替される領域
- 人間は「問いの設定」「仮説構築」「実行の道筋」に集中すべき
- GPT-5 × Gammaを使った調査・レポート化は圧倒的に効率的
- AI時代の鍵は「問いを増やし、検証の打席数を増やす」こと